2003年04月14日(月)晴れ

机の上の整理をしながらTVを見ていたら、スマップのばん組みだったが、思わず感動した。何が、といわれてもわからないけど、とにかく人を感動させるものがあるグループですね。とくに今回は全員がそろって出ていたからかもしれないけど、すばらしかったですよ。とくに私はスマップファンというわけではないけど、あそこまでいけるのはすごいなと思った。最後に歌を歌ったけど、思わず涙が出てくるような感じになりますね。グループなので、常に相手を見てるし、自分の位置を相手通して確認しながら、全体の息を作ってきたのだから、すごい高度の世界を見せられるのでしょうね。さんまがゲストで出ていたのだけど、それはそれなりにやはり面白く、とてもよかったのだけど、どちらかというと、やはりさんまのほうがやりにくかったと思う。受けようとするのは芸能人だから当然ですが、受けようとする動機のポテンシャルの違いが、自然と出ていたように私には思えました。スマップの場合は、客に受けようとする動機に、客自身の、ファン自身の幸福を願う、、といってはとてもオーバーでしょうが、それが彼らが意識しないうちに、身についているんですね。政治や教育なんかよりも、ずっと、正しい意味で新しい時代を教えていますね、彼らは。すごいことです。いや、本当によかった。それぞれに自立している人間が集まって協力をしあっている姿は、やはりほんとうに素晴らしいです。昔、米米クラブが出たときも、これは新しい日本の才能だな、、と感じて、石井さんなんかに期待して、その後、河童なんかの映画で、あまり評価されなかったけど、やはりすごい才能がほとばしる映画でしたが、どうしても自分という限界に苦悩している姿がカルマのように出てしまい、気になっていたけど、スマップにはそれがないですね。スキッとしている。私はたまにしかtvを見ないし、芸能界についてはほとんど詳しくないけど、その分、たまに見る時の印象で、登場人物の内面というか、運命というか、を嗅ぎ出すことがあります。たとえば、その昔、ビートたけしを見たとき、この人、自殺する、、、と感じて、そうしたら、事故がすぐに起きた。心配していたことが現実になったので、その後ずっと見ていたのだけど、やはりそれ以降、吹っ切れた、というか、すごいところまで行きましたね。スマップとたけしは本当にすごいレベルにいってる気がします。わたしはなぜかそういう人を見ると、理由もなく、うれしくなる癖があります。抜けてきた人って、やっぱり魅力があるんです。芸能人で、危ない、、、と感じたのは、あと一人いて、たけしの時と、あと、樹樹きりんを見たとき、やはり、この人、自殺する、、、という気がした。しかし、その後そういうこともなくて、今ではそういう感じもなくなったので、何か、克服されたのだと思う。または、私の勝手な勘違い。しかし、大体は当たります。大昔、歌がうまいといわれた森昌子でしたが、後のほうになると、この人、自分の歌に飽きている、退屈している、、、と感じた。そうしたら、味のある歌い手、森真一と結婚し、さっと歌手を辞めてしまった。また歌いだすそうなので、どう変わったか、楽しみにしています。