2003年04月07日(月)晴れ

とてもさわやかな春の風が吹く一日でした。冬の間にほとんど食べ尽くした野菜でしたが、白菜やキャベツ、ブロッコリーから、ふたたび葉や実が育ってきて、二回目の収穫がけっこうある。白菜なんか、今出ているのは、花が咲くために出てくる葉で、まるで菜の花と同じ。味は白菜ではなくて、菜の花に近いです。白菜も小松菜も、最後はみんな菜の花になるって、けっこう知らない人が多いと思う。考えても見てください。白菜からするりと菜の花が出てくるんですよ。不思議な光景でしょ。しかも、おいしいんですよ。味噌汁の具にしたけど、しゃきしゃきしてグッド。炒めてもいけます。大根は今年は失敗で、実が大きくなりませんでした。これは種まきが例年よりもずっと遅く、しかも昨年は秋が寒かったためです。同じようにやってても、毎年本当にその年その年の特徴が出てくるのが農業です。おととしはたまねぎがよくできた年でしたが、今年はあまりよくありませんでした。冬野菜はもう少しで葉が硬くなり、たべれなくなるので、そうしたらスープで使います。鶏がらスープが私は好きですが、なんと鶏がらは一個がわずか30円なんです。たった30円で、なんとおいしいスープができることか。外食で相当なお店に行っても、なんでスープなんかはあまりおいしくないのか、本当に不思議。どうすればまずくつくれるのか、いやみでなくて、わかりません。何か、今の食には、問題があるのだと思います。普通にやってれば、そんなにまずくなるはずがないのに。大量に作ったり、日を持たせようとしておかしくなるのかな。
 戦争もおかしくなりそうだし、だいたい大量破壊兵器って見つかってないと言うことで、本当に気持ち悪い戦争になってきました。もうすぐ世界大不況になり、きっと恐慌状態がおとずれるのでしょう。一度ご破算にするために、そうなるように仕向けられている気がします。しかし軍事的に優位にたっているアメリカがやることは、もう時代遅れ。本当ならテロを本気でなくしたいなら、貧しい国に無償援助をするのが一番の早道なんです。またイスラム圏を説得する一番の早道でもあったはず。莫大な軍事費の100分の一で、テロをなくすことができたはずなんです。日本の政治かも、誰一人辞任するわけではなくて、ホントに自分の考えで動ける人がいない国であることを暴露しました。子供が大人の顔して政治や経済を動かしているのが、今の日本のようです。政治批判とか、色気がなくて本当は好きではないのですが、なんだか、最近本気でイヤになってきています。そうして政治離れを起した方が、本当は、今の政治家はやりやすいこともわかっているのですが、本気でイヤ。まあ、時の神によって、いずれ変化は訪れるでしょうが、まだ退屈な時代は続くのかな。そろそろ本音で時代と歴史を動かしてください。事実を伝えないごまかしでやろうとするところが、つまらないんです。みんなもううすうすとわかってるのですから。正直な話をしながら、やっていきたいですよね。