2003年03月28日(金)晴れ

急に暖かくなってきました。桜も咲き始めた。この時期特有の香りが夜になると風にのって漂ってきます。昨晩はカエルの合唱を聞きながら眠った。戦争は長期戦になりそうで、間違いなく世界恐慌をもたらすでしょう。これまでの冷戦構造のもとでの経済を一度チャラにする、そんな覚悟を感じます。しかし、アメリカは最後にはまさか核でも使うつもりなんではないでしょうか。バクダッドは核によって壊される、という予言を聞いたことがあるけど、一般市民を外に出して、出てくるわけがないのですが、その後核などで破壊するような、おろかなことをするかも、という危惧がぬぐえないところが今のアメリカにはあります。今こそ諸葛孔明のような人が出てきて欲しいものです。しかし何であれ春となりました。水田の奥に英国風温室のコンサバとリーという居間を作るのがこの春の計画。そこで野外音楽会を開くのがこの夏の夢。明日はニフティと雑誌のミスティが主宰する、ユーザーサービスの講演会。朝早く家を出て東京へ。鏡リュウジ氏、エミールシエラザードさん、と、久しぶりにご一緒です。私の講演のテーマは、本当の幸せとは、、ということで与えられたのですが、何を話していいのか、私が聞きたいくらいです。水を飲むこと、とでも話そうかしら。喉をからからにしておけば、間違いなく幸せ、、とか。昨日も講演会で、これはお年よりばかり250名もいらしてくれました。昨日は星占いの構造を、惑星に限って話した。お年よりはみなさん、勉強熱心でした。しかし、ニフティでは、私に競馬の話をする機会を作ってくれると言うことだったのに、そっちのほうはまだのよう。間違いなく面白い話ができるはずなのに。なにせ今の競馬のトラックマンよりも、ずっと私のほうが競馬歴が長いのですから。今は亡き大川慶次郎氏の家にまで訪問して、競馬談義をしたことが何度かあるんです。その時も、私が相当な通でなければ尋ねないようなことばかり質問するので、大川さんはかなりのめり込んで話してくれた気がする。とくに夏になると突然走り出す、馬がたまにいるのですが、大昔の馬で、夏になると走るスイジンという馬の話をしたときには、おお、スイジンの名が出るとは、、という感じで、えらく興奮してくれました。競馬ファンには誰にでも思い出の馬がいるもので、私の場合は、タケクマヒカルというもう30年も前の馬のことを今でも思い出すことがあります。