2003年03月17日(月)曇り

いよいよ開戦まじかとか。国連の意向を無視してことをおこすのは、予想していたとはいうものの、とんでもない横暴です。日本のこれまで国際協調を叫んでいたのですから、よもや攻撃支持なんてことになるはずはないのですが、しかし、やはり支持することになるのでしょうね。まったく恥ずかしい話です。子供にこれでは説明がつかなくなってしまいます。素直なこれからの日本を背負っていく子供たちに、いったいどう説明すればいいのか、小泉さん、教えて欲しい。また、戦争支持でもすることになった際に、起きてくる今後のことに、現政権は責任を取ってくださるのでしょうね。なぜもっと正直に、はっきりと説明しないのか、不思議でしかたないです。もうごまかしで国を運営しようとしてほしくないですね。なぜ日本がアメリカに追随しなくてはならないかは前にも言いましたが、はっきりした理由があるんです。悲しい話ですが、安保条約の意味が今では何もないからなんです。安保条約があるから、戦争に賛成するしかない、、、と多くの人は思っていますが、実は反対で、アメリカにとって、今、安保条約は意味を持ちません。だから日本政府はあわてているわけです。北朝鮮問題があるためなんです。アメリカ不支持を出したら、北挑戦が何かをしてもアメリカは助けてくれない、、と、確かにそうなるでしょう。それでアメリカが日本から逃げないように、日本の方が、実は今気を使っているのが現状なんです。アメリカは日本に求めるのは、日本の銀行を欲しい、その一点ではないでしょうか。だkら、銀行を潰すまで、不況は続けてもいい、というのが現政権のやりかたです。たしかに、一向によくなりませんものね。よくしてはいけないのでしょう。銀行をつぶすまでは。イラク戦争を利用して、今の不況の尻拭いを考えていますが、本音はわざと悪くしていると考えるべきでしょう。うがった味方ではなくて、これまでのことをみればそれ以外にありません。反共のとりでとしての意味がなくなった以上、アメリカは日本のお金以外興味はないわけです。日本はお金をアメリカに差し上げなくては、北朝鮮の脅威にぶつかるということですね。本当に嘆かわしい状態です。独立国ではありませんね。日本は。アメリカは軍事的に断トツはわかりますが、しかし、今後多発するジハード的テロを甘くみすぎているかもしれません。今、一番強いから、国連を無視してでも、新しい力の再秩序をつくる、という考えなのですが、迷惑な話です。アメリカの本音では、新しい秩序は、南北格差を無くす方向に考えているでしょうが、それはアメリカのみが突出し、あと先進国の豊かな国はなくなり、極端に貧乏な国もなくする、、、、という考えだとおもいます。おそらくそうしたアイデアは、日本の徳川時代をモチーフに発案したのではないでしょうか。アメリカ首脳部の妙な自信を見ていると、今は分かってもらえなくても、世界の問題を解決させる、、、との意思を感じます。これまでのようなでたらめな戦争とは、確かに違うことを考えている可能性は多少ありますね。しかし、もう一国が意思のもとに、すべてを操縦しようとすること自体が、古いので、ダメになると思います。そのため、波乱が始まっていくと思うわけです。本当の新しい秩序は、もっと違った形になります。経済と文化とが、同等の重みを持つとき、新しい時代秩序が自然と作られるはずなんです。