2003年03月11日(火)晴れ
きょうは一日外仕事。草を刈って燃やしていました。風がない日しかできない仕事。北風が東京では激しかったようだけど、うちは北は山なので、まったく吹きませんでした。しかしお天気なのに寒い日でしたよ。まるで寒冷化が始まってるようで、不気味。不気味と言えば株価ですが、もうこのレベルになると銀行はもちろんですが、生保があぶないのでは。生保が潰れてそのしわ寄せが銀行を直撃、という絵が考えられます。速水日銀総裁は、今月で退くのでつい口がすべったか、もの凄い発言を今日していました。株価がここまでくると何が起きてもおかしくない、、、止めていくからいいけど、ああそれ言っちゃダメ、、という発言ですが、やっぱりそうか、、、ということです。もう決まってるんですよ。政府が対策を、というのもうそ。もうだめだとわかってますね。すでの遠の前に、宮沢さんが、金融は破滅的状況で、、と言ってひんしゅくをかいましたものね。宮沢さんともあろう頭の良い人が、言葉を間違えるわけがないんです。ほんとうのことなんです。しかし、政府と言うのは、最後まで国民にうそをつくのですから、ほんとに無責任なものだと言う気がします。戦争の時もそうでしたし、負けてるのに勝ってるといったわけでしょ。本当に無責任ですよね。国債だけを必死で守ってますが、国債価格は今大バブル状態。もしこれが破裂したら、日本の金融はおしまい。国債が値下がりし出したら、いよいよですから、そこだけは気をつけてみていましょう。私は政治の話と経済の話なんかは好きではないのですが、しかし、言わずにおれない状況だと思うんです。表面的には最後まで平静を装い、銀行をつぶしてスムースに外資に渡してうまくやろうとするでしょうが、思いがけない混乱が起きたら、その前に金融がクラッシュすることになります。そうでないことを願うばかりですが、激動の時代に入ったと思います。しかしすべて変化はチャンスです。妙に落ち込む必要はなく、根の張った生き方をしている人はびくともしないのも事実。貧しい国の人々のための変化として受け止めることも大切なんです。地球にはあまりに南北格差がありすぎました。豊かな国は、もうお金や地位といったものを目指してはいけなくなったんですね。もっと他の満足、他の生きがいを、各自見つけ出していく中で、自分の人生を見つめていく、そういう天の時がきたのです。なんだか、私の言い方に大げさなものを感じられることでしょうが、あと二年もしたら、なるほど、、、と言って思い出してくださる人もいるかもしれません。私も今これからの自分の生き方を真剣に考えています。みんな同じだと思うんです。これまでは自分以外のものにエネルギーを注ぐことで、そうした重要な部分から逃げることができたと思うんですが、これからは違うような気がします。国の上の上の人は、意外にそのことがわかってる気もします。小泉さんに何がわかってるのか、とても心もとないのですが、観光立国なんて言い出してるのですから、実は何か重要なことはわかってますね。これは本当なんです。日本の重大な変化は、日本を産業や工業ではなく、観光に置くこと。これは歴史の必然として、私は7年前から指摘していました。わざわざ自費出版の本まで出したんですよ。立国と言うからには、国の今後の方向を示す、重大な考えなんです。それが観光とは、、、と、頭の良い人ほど、そんなバカな、、、と思うでしょうが、これはそうなるとおもいます。もっと言えば文化、芸術、美しい国土、素敵な国民性、、そいうものが本当の財産であることによる立国となります。お金ではない次のデザインを作っていくことによって、日本はまた生き生きとしていくでしょう。教育も相当変わるでしょうね。私はとても面白くなると、本当は思っているんです。