2003年03月10日(月)晴れ
よいお天気なのに寒い一日でした。さて明日11日は天王星がみずがめ座からうお座へ移行する日。また一時的に戻りますが、基本的に今後7年間はうお座を運行することになります。うお座と水瓶座では、お互いの支配性が置換する状態となり、しばらく続きます。しばらくどころか7年続くのですが、これはけっこう意味深です。大きな時代の変化とも関係するので、新しい動きに基本的に追い風が吹きます。何をやっても、トントンと進む面があり、当事者は、天が自分に味方していると思えるでしょう。たとえば悪いことを考えた場合でも、トントンとすすんだりします。良いことも同じです。物事の達成が早まっていますね。イメージ化されたことの実現が早い時代になっているわけで、天が何か特定のものに加担してしるのとは違うのですが、当事者達にはそう見えてしまいます。そのため、達成と終局とご破算とが、とても早く進むようになるでしょう。なんでもそうです。とくに自分勝手な思いや他者に介入する前時代的な思いは、その達成が早く、中には咲いたまま枯れていくものがおおくなります。アメリカも、今絶対的な力の行使では最強ですが、それ自体が時代遅れになっているため、咲いたまま枯れていく運命にあります。アメリカは何かをいつも恐れています。本当にかに座的な国。建国以来、アメリカインディアンを殺して領地を広げてきて、日本を必ず負ける戦争に追い込み、原爆を実験してそのご威光をしろ示し、3月10日の大空襲では、10万人の一般人を殺しました。なぜ殺したかと言うと、それは戦争行為ではなくて、虐殺行為と考えられるからです。まず、住民が逃げられないように、下町の周囲を丸く空襲して円の中の人間を外に出れないようにしてから、その中を完全に燃やし尽くしたのです。これは意図的な虐殺行為で、決して許されるものではありません。日本ははっきりと事実を伝えるべき問題なんです。しかし、やがてわかってきます。時間をえると真実がかえって重みをましてわかってくることがあるんです。要するに、アメリカ人のもっとも嫌うアンフェアなことを、実はアメリカはベトナムでも、日本でも、多くの場所でやってきています。これは悪口ではなくて事実なんです。そのためでしょうか。何か敵を過大視するところがあって、いつもおびえている、、という印象を持つのは私だけでしょうか。銃口の引き金を引くのは、90パーセント以上はおびえからなんです。とりあえず今回の戦争は止めて欲しいですね。だいたい、イラクに武器を散々売ってフセインをああしたのは、何てことないアメリカ本人なんですから。アメリカのいいところは、自分の運命を自分で築いて行こうとするところで、日本人のような甘えは少ないです。また、一人一人のアメリカ人は、本当に人柄がよく、明るく、やさしい人が多いですよね。だから、真実がわかれば、本気で、違った可能性を考え、実行する力はある国なんです。レーガンの考えたハイテク防衛設備をアメリカはダントツにもったのですから、本当なら、それをしろ示す的な子供じみたことはやめて、本当の王者として振舞ったらどうなんでしょう。慈悲も、教養も、いさぎよさもあるアメリカとして。そして、どの国からも本当に尊敬される国になったらいいのに、、、と思うわけです。それができるチャンスなのに。ヨーロッパは今統一後、思惑がうまく行かず、アメリカとは開きが出ていて、ややひがみっぽいというか、反動的な面があり、アメリカは真の王者になれるのに、まだ昔流のやり方しかできないのでは、残念な話なんです。このままでは、反撃のテロの思わぬ影響から、それこそ咲いたまま枯れていく時代の運命にさらされる危険があるかも知れません。権力も、お金も、最盛期で、人も国も、その使い方を間違えてしまうのはなぜなのでしょう。本当の王者のイメージが、今のアメリカにはもうないのかもしれませんね。それは、建国時のインディアン虐待、きょう、3月10日の空襲などの、反省ができないことと関係していると思います。今、反省してしまい、慈悲深いアメリカになれば、本当のアメリカの時代を、末永く築けると言うのに、もったいない話です。