2003年03月06日(木)雨
寒い日でしたが寒さもせいぜいあと一週間ぐらいでしょうか。寒さにも関わらず、株やブロッコリーが一日で急に大きくなるのを見ると、植物はほんとに季節がわかっていますね。冬野菜はあとキャベツとほうれん草を残して、ほぼなくなります。夏野菜を植えるのにまだ二ヶ月はあるので、その間のために、パンジーのミニ畑を野菜に変えて、間のしのぎにしなくては。しかし、あと一月で桜、、、。それにしても今年は長い冬でした。景気も昨日言ったように、日本の銀行をアメリカの銀行が乗っ取るまでは、きっと悪いままなんでしょうね。大人になりきれない多くの日本の人、ビジョンも心の豊かさもない政治家たち、人の才能をつぶす教育、強制収容所のような企業の群れ、、、本気で自分のことは自分で考え、腹をくくって生きなければならない、、そんな気になってくるこの頃です。よく楽観的になんでも考えた方がいい、と言いますが、現実認識の甘さは楽観的とは違うものです。本当の楽観的とは、どんな厳しい現実をも受け入れて、その上で抱く感慨なんです。現実認識が適当で、どうにかなる的に考えるのは、弱い人の特徴。今の時代、そうなってはダメな気がします。腹をくくった上で楽観的になってください。ロス疑惑の三浦氏が無罪確定しました。あれは当然なんです。私は当初から、あれは無罪にしなくては法治国家とは言えない、、、といい続けて、何を言ってると言われてずい分人に叱られたこともありました。しかしどう考えてもあれは無罪しかありません。判決どうり、犯人を特定できないで共謀を立証できるわけがないんです。法の精神に完全に反した一審でしたので、民主主義の危機を感じていたのです。状況証拠で裁けるなら、先に状況をつくっておいて、どうにでもでっち上げができてしまいます。というのは、私自身、人を疑って、あとでそのことが違うとわかり、本当に後悔したことが何度かあります。反対に私自身がありもしないことで疑われてしまったこともあります。友人をよく家に泊めていたため、同性愛者だと本気で思われていた時期もあり、そのぐらいは笑えるのですが、状況のだ列では、必ず間違いが生じますね。そこに人は自分の問題や不満を投影したくなり、おかしなことになっていくことが多いんです。毒カレー事件の犯人とされている、ますみ容疑者も、確たる証拠はないように私には思えます。世の中に悪い人は確かにいますが、しかし、状況だけで勝手な判断をして、その嫌疑で週刊誌を売るのは、あれこそ犯罪です。週刊誌のゴシップ記者は売れればいいのでしょうが、そういうのって、必ず自分に戻る、というか、本当にそういうものなので、心配です。占いでも、よく悪いことを言って脅かす占い師がいるのですが、私はそういうのを知ると、その占い師のことが心配になってしまいます。なぜなら、脅かすパターンがその人なりにあるのですが、だいたいそのことが占った人にではなくて、占い師のほうにでてしまうからなんです。そういうケースをずいぶんとみています。彼にはいずれ新しい男ができるわ、、、、と無神経によく言う女性占い師は恋すると、自分がそういうケースを招くし、面白いようにそういうものなんです。倫理などで言うのではなく、人の喜びや幸福を真剣に願い、楽しみにするのが、いちばん得なんです。得するからやる、というのではなくて、そういうもんなんです。競馬でも必勝法は、まあ、いろいろあるのでしょうが、何人かで競馬へ行ったとき、誰かが当たって儲かったら、本気で喜んでやればいいのです。次はその人があたります。幸せな花嫁をもっとも祝福したものが、次の花嫁になるわけです。それだけ覚えておけば、とりあえず幸せに生きていけます。実験してください。