2003年02月01日(土)晴れ

お待たせしてしまった。本日がみずがめ座の新月で、本当のお正月。年賀状を昨晩から投函しています。立春までの期間、年賀状が届けられます。ただ田舎から投函するので、届けられるのは遅くなるかもしれません。世界情勢が緊迫してきていますね。北朝鮮向けに軍備の増強をブッシュが指示したらしいけど、本気でアメリカはやるつもりなのかしら。もう本気で戦争なんかできる時代はとっくに過ぎているのに。理想論で言っているのではなくて、たとえば、昔と違って、簡単に大国に立ち向かえる時代になっているんです。まず、特殊な細菌を広範囲にばらまいておいて、それだけでは感染しないけど、つぎに季節風でばらばく菌と合流すると、とてつもない毒性を発揮する、、、そんなこと、簡単にできるのが現代。大国と小国と、どちらが勝つかなんて、もうはっきりしない、そういう戦争の形態になっているんです。ベトナム戦争でアメリカが勝てなかったのも、ソ連が助けたと言うだけではなくて、ゲリラ戦がもうこれまでの物量作戦では解決できない、そういう時代に突入した結果なんです。さらに、細菌兵器やガスやテロが上達した現在では、本気の戦争はやったらおしまい。北朝鮮の強硬姿勢には脅しがあるのは事実でしょうが、もし本気でやったら、やはり大変なことになりますよ。日本も超大変になるかもしれません。ということはすべてができレースということも考えられるけど、とにかく不愉快な時代になりつつあります。首相の言い分や竹中の態度をよく見ていると、ああ、もう良くしようとは思っていないな、、、という印象を私は受けてしまう。一度これまでのものをすべて壊さないと、もうどうにもならないと、そう思っているように感じるのです。確かにそこまで来ている可能性は高いです。これまでにも、社会矛盾を解決するために、天災や戦争を利用してきた節が世界史にはあるけど、社会矛盾がこれまで以上に高まった現代に、何もないことがおかしい。いずれ必ず矛盾を解決する激変が起きると考えた方が正しいでしょう。かつて日本が戦争に負けたのは悲しい事実ですが、しかし、もし勝っていて、あれ以上の軍国時代が続いていたとしたら、日本のためになっていたかしら、、、と思うと、もしかして、わかっていて、この軍閥をつぶすために、戦争に突き進んだ意識の人もいたかもしれない、、、。今もそんな時代になっているのかも。一度大きく壊さないと次が見えない、治世者はそう考えているような気がする。そう考えると、かなりのつじつまが合ってくるんです。地球をとりまく社会矛盾の最たるものは何か、、、答えは簡単。南北格差。貧しい国や人と、豊かな国や人との格差が大きすぎることが、問題の根本にあります。時代の流れは、必ずこの格差を埋める形で進める以外にないんです。となると、貧しい国は上昇し、豊かな国は下降する以外にない、、一見違うようにすすんでいるように見えるけど、紆余曲折ありながら、時代はそういう形で動いていくはずです。南北格差の溝は埋まる方向へ、変化が起きていると考えられるのです。それは先に述べたように、弱小国と強大国とが本気で遣り合えば、むかしと違って、相打ちまでは持っていけるようになったことが、決定的に大きいし、また、経済のゲーム自体、強大国が一人勝ちすると、ゲーム自体が終了してしまうんです。新たなゲームをはじめるためには、お金があるところがお金がないところに流さない限り再スタートはありません。私は時代は必ずそう動くと思います。表面的には違うように見せながらも、結果的にそうなるように動いていくと思うんです。ということは、先進国の日本に住む私達は、今後どうなるのでしょう。また、気が、向いたときにお話しましょう。えっ、別に聞きたくないって、、、。エーン