2003年01月09日(木)晴れ

今年は寒さのせいか、葉もの野菜の値段がずい分高いです。ほうれん草が一束、350円というのを見て、びっくり。私のところでも今年は不作です。いつもなら大きくなりすぎて困ってしまうぐらいになる小松菜ですが、今年は大きくなりません。スーパーで見た小松菜も、あれっ、、というほど小さめ。それで290円とかいってるのですから、全国的にできがわるいんだと思います。しかし、こんなに葉もの野菜が成長しないというのも、経験なし。不景気が野菜の成長まで行き渡ったみたいです。確かに色々な方の年賀状の中にも、景気の悪い話しが多いようで、厳しさを増している感じがします。ただ、株なんかを信用で売ったひとは、莫大な儲けを手にしているはず。全員の不況分を儲けているようなものなんですから。政治家なんかも、でたらめな政治をやって、株をあらかじめ売っておけば、莫大な儲けになったはず。日本売りで設けた人、かなりいると思いますよ。政治資金を普通の方法でまかなうのは、今はできないので、信用売りで作った政治かもいると思うんですよね。そうだとしたら、本当にひどい話ですけど。しかし、日本は民主主義なんかではない国です。商売における事細かな規制を見ても、これは間違いなく、社会主義の国的。自由主義とはいえないものがあります。高速道路に入ると、よく通行止めの案内のパンフレットを一台一台にくばるのですが、そんなことは電光掲示板で案内すれば澄む話なんです。;ああ、指定の印刷業者が儲かるようにできているんだな、、、ということが、ばからしくなるほど見えてしまうんです。もう、そういうインチキはやめてもらいたいですね。みんな、もっと、自分の工夫と正直な実力で生きていって欲しい、、、そんな気になります。子供の頃、ぼんやりと世の中を眺めていて、よく、まだしばらくは退屈な時代が続く、、、という直感が私にはありました。退屈とは、建て前のうそが正義や夢と言う仮面をかぶって大手を振って歩く時代、とでもいう感じでしょうか。子供ながらにそう感じていたのですが、確かにそうだったと思います。そして、もうその仮面がはがれ、うそではやっていく力がない、というところにきているのに、まだやっている。いい加減にしましょう。なんでも本当のものしか力はないんです。べつにいいものとか、すごいものである必要はなく、本当かどうかが今とても大切なんです。個人の生き方でも、会社でも、国でも、それは同じ。本当でなければ力が出ないんです。悪人は、悪人として生きていけばいいし、ずるい人はずるく生きて行っていいんです。悪人なのに悪人でないように振る舞い、自分もだましているから、おかしくなったりするんです。大切なのは、本当かどうか、ということ。うそは幻想ですから、力がでません。人はよく、何で私にはお金がないの、、、とか、なんでできないの、、、とか言う風に悩みますが、考えてみれば気持ち悪い悩み方なんです。大体悩む必要はないんです。金が無い人は、今私は貧乏だ。で、済んでしまう問題なんです。事実を受け入れるから、その事実をかえられるんです。事実を受け入れない人は、事実がないのだから、変えられません。変えるべき事実がないのですから。心の中も、すべて物理的にできているんです。悩んでる人には悩むを生む、極めて具体的、物理的な理由があるはずなんです。現実論として自分を捕らえるところに勇気を使うべきなんです。しかし、本当の自分で生きると言うのは、確かにかなりの軋轢を生みますね。ただこの世には考えと実行とのタイムラグがかなりありますから、それを利用して、うまくやる以外にありません。タイムラグのおかげでずい分と私達は助けられているんです。