2003年01月07日(火)晴れ

えー@ん。年賀状がまだ書けない。年賀状下さった皆様、本当にごめんなさい。まだ一人にも出してないよ。また今年も立春大吉で出すことにしよう。毎年、元旦にきっちりくれる、80歳過ぎのご年配の方や、大変お世話になっているかたなどには、これまでは少なくとも元旦か三が日以内には書いて出していたんですが、今年はそれもできなかった。時間は作ればあったのですが、どうしても書く気が起きない。体の中で、何かもの凄く今の正月に抵抗する気持ちが起きている。今年はとくに寒いせいかしら。新春というけど、24節季の小寒の前に新春であるわけがないのに。と、理屈をつけても仕方ないのだけど、ここまで来てしまった以上、もう一ヶ月、年賀状は待ってもらおう。今は7日になったばかりの夜中で、6日の時過ぎですが、とてもきれいな星空。冬の星座のオンパレードです。寒いだけあって本当に星がきれい。うちからは晴れた日には天の川が見えるんですよ。新年で東京都の往復が多いけど、帰った時の夜空の見事さは素晴らしいです。どこからか、住み着いたわんちゃんが迎えに出てきて、飛びついてくるのですが、この犬怖がりだった私に、まさかこんなワンちゃんの友人ができるなんて、本当に人生はわからないものです。わんちゃんは買って来た犬小屋には絶対に入らず、氷点下の夜にも、どこかで寝ているようです。雨や雪の日は心配ですが、どこか暖かい場所を見つけているのでしょう。一度もお風呂にも入っていないのに、いつもきれいな毛並み。さわってもさらさらしているんです。うちでしているのは、エサと、経口避妊薬と、蚊が運ぶ病気のジフテリアでしたっけ、その予防の薬、、たったそれだけ。しかもいなに時にはエサはあげられません。夏にはよくヘビの死骸が見つかるけど、きっと食べてるんでしょうね。無責任といえば無責任なんですが、勝手にうちに住み着いて、ちゃんとエリアを守っています。野生で生きてきただけあって、本当に利口です。でも、誰が捨てていったのかしら。こんなにいい犬なのに。人間にはいじめる人も、可愛がる人もいることをちゃんとわかっていて、どこまで信用していいかを、間違わずに判断します。私はとくに可愛がることもせず、決して冷たくしない、そういう一定の態度をずっと守っています。一度飼い主に裏切られている犬ですから、そのほうがいいのかもしれません。しかし、野生の犬は精悍ですよ。エサをくれる人がいて、あとは自由に走り回れるのですから、ワンちゃんも幸せだと思うけど。でも、本当はちゃんと縛ってキチンと飼い犬として育てた方が幸せなのかな。しかしそういう育て方は、うちではよくいなくなるのでできないんです。それが、わんちゃんを飼う時に、わんちゃんと約束したことなんです。犬も、ちゃんと目を見て、きちんと話すと、人が言っていることを理解してくれますね。昔、庭にヘビが出て困った人が、みんなが怖がるから、人がいる時には出てこないでね、と頼むと、それ以来、出なくなったという話を聞いたことがあります。植物と話せる人もいるのですから、当然なんでしょうね。