2003年01月02日(木)雪
44年ぶりの雪の元旦だったそうです。やらねばならない仕事は沢山あるのですが、とりあえずお正月なので、締め切りの催促がないため、ゆっくりと日記が書けて嬉しいです。雪の前にみぞれが降り、大地が凍りついています。野菜が非常に心配。明日は親類の家での新年会。車大丈夫かな、きょうはかなり道が凍っていました。急坂があるんです。昔信州の山奥で急坂の雪道が登れず、車は頂上付近から落下しはじめ、途中で止まったので降りてみると、その場でステンと滑るような路面状況。時間は夜中で、往生しました。車は急坂でいつ動き出すかわからない、そんな感じで、結構こわかったです。そんなことを何度か体験して、雪道の走り方は覚えたけど、急な雪道を登るのは、いつ後戻りするか怖いし、下りはいつハンドルがきかなくなるのか、これまた相当怖いものがあります。急坂のカーブを登るときは、つい、最短距離を上ろうとして、インを突きやすいのですが、それはタブーなんです。凍結路の急坂は、必ずアウトを突いて、大外を登るのが正しいやりかた。タイヤを滑らせながら登るんです。この感覚がなかなかわからず、つい最短距離を早く登ろうとして失敗することが多かったんです。人生も効率重視で考えると大体うまくいきません。効率が悪いやり方の方が、大体はうまくいくことが多いのです。ゆっくりすすめるのが神様のやりかた、とはよく言われることですが、本当ですね。なんでも少しづつやったほうがいいんですよね。摂取する食品も、すこしづつ多品種がいいようだし、貯金もすこしづつ長く貯めたほうが結果は良いようです。愛情も少し愛して、長く愛して、、という言葉がありますね。うまくいくことは、どこか静かなものなんです。