2003年01月01日(水)曇り
あけましておめでとうございます。本年もよろしく。
元旦に雪が降るとか。もし降ったとしたら44年ぶりだそうです。このところ、何十年ぶりとか、何百年ぶりというのが多いです。今年も時代の変化を実感するような年になるのでしょうね。アメリカはイラク攻撃をやりたがっていますが、攻撃姿勢が強調されるたびにドルが安くなります。これまでなら有事のドルということで、高くならなくてはおかしいのに、有事の予想でドルが売られます。この一点を見ても時代の移り変わりを感じます。戦争をしたら、アメリカは売られる、、、そうなってしまったんですね。どこから戦費を調達したらいいのか、アメリカは袋小路に入るのではないでしょうか。しかし交戦姿勢は相当なもので、反戦を唱える人を、攻撃するムードが高まっており、一首の報道規制がしかれているような状態。まるで、戦前の日本とおなじような、いいたいことも言えない、そんな状況のようです。本当に自由な国なのかしら、疑問がでてくるのですが、今年がどういう年になるかは、イラク問題、北朝鮮問題が大きな焦点ですよね。しかし、アメリカがイラク攻撃をして、被害が甚大になると、聖戦を呼びかける動きが出て、世界はあちこちで、自爆テロのような事件が起きる状況になります。力で封じ込めようとするのは、本当におろかなんです。戦争論者はそれ以外に方法がないというのですが、では、戦争をすれば、本当に平和が訪れる保証があるのか聞きたいです。かえって悪くなったとき、本当に責任を取ってくれるのでしょうか。戦争を起すのは簡単ですが、本当に責任をとれるのでしょうか。無理なことはわかっているんです。自爆テロが相次ぐようになれば、誰も責任などとれっこないのに。21世紀になって突然戦争ムードになって、カッコ悪いですよね。暴力団とか、暴走族とか、戦争とか、そういうものに、もう日本人は本当に嫌気がさしていると思うのです。他人に勝手に介入してくるものに、うんざりしているんです。なんでそれぞれ勝手に、自分ひとりでまず生きようとしないのか。人にもたれ、介入して、自分の居場所を探そうとするのか、かっこ悪いいき方です。現代人はもっと孤独を選ぶ必要があります。その上での協調と、互助精神が大切。はじめから人に介入してくるものは、ダメ。まず一人の力で生きるようにしてくれなくては、結局人に介入して、文句を言い、人生を不機嫌に終えていく以外になくなります。自分の人生に満足していないと、他人のことがほって置けなくて、かえって介入してくるものなんです。子供も、静かに見守りながらほっておけば、大体はうまくいくのに、親がすぐに子供に介入することで、バカな結果を招くことが多くなります。なぜ子供に介入するかは、自分の人生が不満だからなんです。不満なのに、本気で変えようとしていない親は、子供の人生に介入することで、その不安を解消させようとします。もちろん無意識にそうしてしまうのですが、まるで今のアメリカに似ています。なぜアメリカのことを悪く言うのかですが、これまではアメリカの言うことを聞いていないと、日本はまずかった面が多かったのですが、今年からは、言うなりになっていると、日本にとって非常に危険な時代に入ったと言うのが、私の星占い上の、解釈なんです。しかし混乱の時代に入ったように見えますが、カギは文化と多様性にあるのは間違いないのでは。文化的感動体験とそこから来るアイデンティティが基本にないと、結局人に介入するやり方しかできない、ヤボな国や人間になっていきます。アメリカはインディアンに、心から詫び、彼らの文化の高尚さを省みるところからはじめてもらいたいです。