2002年12月18日(水)晴れ

きょうは穏やかで、暖かな一日だった。実際の仕事はもう今週が山ではないかしら。来週は連休とクリスマスとで、もうほとんど仕事にならない感じですよね。有馬記念も22日。予想はしないと言ったけど、買う馬は実は決まっています。今年は何度も損したテイエムオーシャン。私が今でもこれが現役最強馬、と勝手におもっている雌馬。もう一頭のメス馬のファインモーションが一番人気になるでしょう。テイエムオーシャンはまったく自信がないので、まねしないでくださいね。去年もこの馬でのぞんだので、今年も同じです。有馬記念に出走する限り、この馬は買い続ける予定。現役最強馬を決めるのが、有馬記念と言われているレースなので、自分が考える最強馬で勝負するだけの話なんです。しかしムラ馬で、本気で走ってくれれば、ほんとうはもの凄く強いんだけど、最近本気を出してくれないんですよね。強すぎて、先行逃げで勝ってきてしまい、一流馬になるための競馬の仕方を覚えられなかった、、そんな気もします。そのことが今、壁にぶつかっているみたい。これからレースの仕方を覚えると言うのは大変なんですが、もしかしたら、という期待です。きょうはハリーポッターのマイケルだっけ、主役の男の子が来日。いつ見ても、鏡リュウジ氏に似てるよね。ほんと、そっくり。しかも、イギリスの妖精学は鏡氏の世界でもあるわけで、不思議な気持ち。あと、イギリスの妖精学、錬金術といえば、やはりルネ先生ですが、ハリーポッターに出てくる魔術学校の校長先生が、なんとなくルネ先生に似ていて、また不思議な気がしました。あっ、鏡さんだ、ルネ先生だ、、と、楽しく映画を見ています。私はあまりそちらの方は詳しくはないけど、前世を見る幾人かのひとから、ヨーロッパの魔術師だった、と言われたことがあり、そのことを今は亡きルル先生に話したんです。そのとき、私は、自分は魔術や魔法はあまり関心はなく、どちらかというと、現実的な物事の達成方法を考えるのが好きなのに、、、と言うと、ルル先生はマジな顔になって、本当の魔術師というのは、現実のことを、本当に理解できている人なんです。それが本当の魔術師なんです。といわれた。ルル先生にマジな顔で言われたことは5回。一回が魔術師のこと。あとは、愛ちゃん、歌手になったら、、、、。これはルル先生の完全なミステークだったと思う。次が、愛先生、なぜあなたはご自身では体験されていないのに、親に愛されずに育った人の気持ちがわかるんですか、、、と言われ、あとの二回は真面目なアドバイスと、先生の勝手な思い込みによる、私に対する敬服の気持ちでした。しかし、敬服の気持ちの方は、あとで、やはり、なんだ、、、と勘違いされてたみたいでしたが。しかし、本当にルル先生は的確なことをいつも言われた。私は実はこれまでに人に自分のことを相談したことが一度しかない人間なんですが、その一度がルル先生だった。本当に自分で結論が出せないことがあったんです。その時も、私には考え付かない適切なアドバイスで、本当に助けられたのです。そしてそのあとで、しかし、愛ちゃんが一番弱いところを狙っているわ。愛先生、気をつけてください。悪魔に狙われています。しかし、守りも強いので、大丈夫とは思います。と、まるで、魔術戦争の解釈でもあった。本当にルル先生は大天才だったと思う。惜しむらくは、そのことを伝えるものがなにもないということ。実際に、先生に触れ、お付き合いしていく中でしか、わからないことなんです。しかしあれほどの理解力は他では見ることのできないレベルだったんです。前世を見るその世界では有名な人の前で、素直に見てもらった後で、そのことには何もふれずに、今度は、私もあなたの前世を見ましょう。と言って、その人の前世について語りだすんです。相手の先生はそれはびっくりしながらも、じっと、聞いていて、そして最後に、その通りです、と。いや、ほんとうにルル先生といると、魔術の世界さながらの迫力を、何度も体験しました。どんなことを尋ねても、必ず高度な答えが返ってきたものです。先生のご命日が近づいているので、思い出したのかもしれません。現代の魔術師であり、大天才でした。さらに、そのことを誰にも残さずに帰っていかれた人なんです。