2002年09月04日(水)晴れ

世界経済の行く末に赤信号が灯っている感じです。世界同時株安に為替の乱高下など、今後の見通しが立たない、そんな感じですね。アメリカはイラク攻撃がしたいようですが、世界のどの国もあまり乗り気ではない感じです。おそらく、アメリカはイラクを攻撃しないと私は考えていたのですが、なんだか本気でやりだすようですね。しかし、もしやったらアメリカは国際舞台から退場していくことにいずれなると思います。そのために、アメリカにわざとやらせてしまう、という考えもあるようですが、しかし戦争に巻き込まれる人々はたまったものではありませんね。アメリカは攻撃するためのお金もないのに、どこから集めるつもりなんでしょう。その後の経済的窮地がモロ見えで怖い感じがします。おそらく新通貨を発行して、これまでのドルと新ドルとの、二極通過構造にもっていくのかも。これまでの借金は旧ドルのものなので旧ドルで返済。アメリカ国内では新ドルを流通させ、価値の保全を図る、、という構図を指摘する裏情報通も大勢いるようです。どれが本当かはわかりませんが、そろそろ何か大きな変化が起こるかもしれませんね。人の人生の中には、最低一回二回は社会の激変に伴う大変化があると思うのです。関東大震災、戦争体験、終戦後の混乱期、経済成長時期、など。こうした変化ですべてを失ったりする場合もあれば、変化を積極的に利用して、貧乏人が超お金持ちになるなどの劇的変化が起こる場合もあります。おそらくこれからやってくる変化はこれまでの歴史で起きてきたできごと以上の大インパクトがあるのかもしれません。一時の経済混乱は避けられないのは誰にもわかるのですが、その後に来るものは、もしかしたら大勢の人が予想するようなものと、実はまったく違う可能性もあると思うのです。例えば、今度はまた土地が上がるとか、株が高くなるとか、、、、そういうことではなく、もっと質的に違った社会になっている可能性です。私は文化と芸術的な、要するに感動体験に価値を置く時代が到来するような気がします。