2002年09月01日(日)晴れ
昨日の歌会も無事に楽しく終了。大きな犬が二匹来て、うちのわんちゃんとは大変なことに。はじめ、相手は二匹で来るなり車を飛び出し、家の中にまで無断で入ってくるほど人なれしたかんじ。うちのは一度も家の中になど入ったことがないので、先制パンチは大きいようでした。まるで自分が捨てられるのでは、という恐れがうちのワンちゃんの顔にはっきりと表れ、遠くへ行って吼えていたけど、だんだんといじけて、しまいにはどこにも姿をあらわさなくなり、さすがにノラという感じだったのですが、可愛そうなので大声で呼んであげると敷地のぎりぎりのところまで来て、伺うしぐさなんです。餌をあげると、捨てられないのか、という安心感から、今度は二匹の犬とにらみあいに入り、水田越しにしきりににらみ合っていました。お客さんの犬がちょっかいを出しに行くと、今度は噛み付いて逆襲に出て、形成は最後には逆転していた雰囲気も。やはり、ノラが本気を出したら強いですね。一人で生きてきた知恵がある、そんな気がしましたよ。歌会の方はとても楽しくできました。優れた歌人の方が秀歌を選んでくれるのですが、恥ずかしながら私の歌を選んでくださいました。うちで行ったので、その儀礼もあったのですが、嬉しかったですよ。大変社会的にも偉い歌人なんですが、食事のあとかたずけなど、奥様にもお手伝いいただいたりして、恐縮してしまいました。しかし、実り豊かな稲を前にしての歌会は、とてもよかったです。
手づくりの小さな田にも秋が来て稲穂つかもうと吾子歩きだし
恥ずかしながら上が入賞歌です。