2002年08月02日(金)晴れ

木星がとうとうしし座に入りました。星の上でも、火星、太陽、木星がしし座で、なんだか、本格的な夏の感じがします。木星が来るのは12年に一度のことですから、獅子座はラッキー年が始まると考えるわけです。約一年、来年の夏まで続きます。一年というのは、短いようでいて色々なことができる期間でもあるでしょう。ただし、意識的に生きた場合ということですが。ただぼーっと生きていても、それが悪いとか言うことではなくて、基本的には何も変化しません。意識的に生きると、1年というのは、かなりのことができるものなんです。木星は種まきにいい星ですから、木星が見方している期間は、意識的に種まきするといいと言われます。人間は誰でも死に向かって生きているのですから、基本的な構造としては、常に闇の方に引っ張られる力を受けているわけです。一度閉じこもり的な生き方になると、ですから容易にそちらの方向へ引っ張られることになります。闇へ私達を引っ張るゴムひものようなものがあるわけですね。そこで大変厳しいわけですが、ゴムの抵抗にめげず、私達は生の方向へ歩いていくことで、バランスが取れる面が基本にあるわけです。それは本能のようなものでもあるわけです。それを生の方向とすると、獅子座はまさに自分の精一杯の可能性を試したい、とする星座なんですね。そのためには意識的にいきることが大切になってきます。自分は何を求めて、何がしたくて、どういう感情を実は味わいたいと思っているのか、、、。求めるもの、したいもの、というのは、意外に私達はうそをついてることがあるのですが、本当はどういう感情を味わいたいと思っているのか、という観点を正直に見つめていくと、意外に迷い道に入らなくて済むと思います。目標の最後は実はそこなんですね。セックス狂いの人が、セックスを通して、本当はどういう感情を味わいたかったのか、がわかったりすると、セックス狂いする必要も無くなる、、、という自由が手に入ったりすることが、多いわけです。なぜ、そんなにお金を欲しいと思うのか、ということも、お金が欲しいというのは実は仮の姿で、本当はそのことを通して、味わいたい感情があるかもしれないわけです。なのに、実際にはお金を満たしても、その感情を満たせることがなければ、その人は、まだまだ、お金が必要だと思ってしまうでしょう。どこかの大金持ちの家系の特徴だったと思うけど、いくらお金を得ても、安心できない、というのが遺伝的にあって、病院に入院したとき、必ず食事のパンをベッドの中に隠していた人がいたとか。その金持ちは、その病院自体を持っているし、その町の銀行も、何もかも持っているにも関わらず、自分の経営する病院に入院して出されたパンを隠し持たなくては不安になるという、そういう遺伝体質があったわけです。いつ、すべてのものが無くなるかもしれないという、不安感を抑えることができなかったわけですね。お金を欲しがる真の動機は、すべてを失うかもしれないという恐怖にあったわけですね。だからいくら貯めても同じことなんです。それよりも、失うことなどない、という安心感を、何かによって満たせば、何もお金にそんなに執着する必要はなくなるわけです。たとえば、美しい花火を見せて、同時に良い思いでを植え付けて上げるなどし、あくる日も、昨晩の花火の素晴らしさをともに回顧して上げて、そのときの満たされた思いが多少でも甦ってきたとしたら、その人は失うことのない満たされた思いを、初めて知ることができるわけです。自分の中にうしなうもの無い、という体験を通して、変わっていけるかもしれませんね。私達は、必ず、満たしたい感情を持っているのです。それが形を変えて、色々な執着や欲求になっている面が大きいわけですね。しかし何であれ、自分がやりたいようにやりたい、というのが、獅子座の基本ですから、まずはやってみることなんです。そして成功したり、失敗したりしていく中で、自分の求める感情に気づいていくことになるのでしょう。とくに獅子座の人は、きょうから一年間、意識的に色々なことに挑戦するチャンスとなります。