2002年07月22日(月)晴れ

明日の昼前には、すでに太陽がしし座に入っています。朝の9時15分頃からでしょうか。毎年この頃は太陽が決まってしし座に入るのですが、今回のしし座入りの意味は大きいですよ。すでに火星がしし座にあり、その上、8月には木星が12年ぶりにしし座入りするため。これまでの時代のマインド、例えば、デフレマインドに象徴されるような、守りの生きかたに、多くの人があきてくるんです。自分の個性を、もっと素直に表現したり、主張したくなる、そういうムードが出てきます。外をうらやましがったり、他人をうらやましがって、自分はダメだ、、、的な考え方がばからしくなり、なんだ、自分しかいないではないか、ということに、人が気づかなくてはいけない、そういう時間帯に入るわけです。結局自分が実はこの世の本当の主人公なんです。私達は自分を主人公にして、世界の50億の民を従えた、壮大な物語の世界を、実は生きているのです。あなたが今、目を閉じたら、世界が消える、あなたが目を開けば、世界は見えてくる、、、事実として、あなたが世界の主人公なんですね。あなたが生きているから、世界や宇宙は存在しているわけで、あなたがいなくなれば、世界は消失しますよね。ならば、どういうドラマをつくりたいのか、ということが、人生ということになるわけです。なのに、多くの人は、自分が主人公であることを忘れているため、外部が自分を犯してくるような感覚を持ち、自分を被害者として位置付け、自分を守ろうとするわけです。本当はあなたが主人公なんだから、あなたが世界を守らなくてはならないのに。脇役を恐れ、自分の舞台を台無しにしている、、、、もったいない話なんです。その結果、星となって残る人と、闇となって戻っていく人と、わかれるわけです。もちろん、闇はまた、星を生み出す元になるので、どちらがいいとか言う問題ではないのですが、おおげさに言えばそういうことなんです。この世を自分に従わせ、自分が主人公になって、生き方を示せば、私達は星となって残っていくんです。忘れ去られないからですよね。人間にとって一番悲しいことは、忘れられることなんです。ただし、人によっては、忘れられたい、という強い願望を抱く人ももちろんいます。どちらも同じように強い、本質的願望ではあるのですが、何もないのに、忘れられたいとは人は決して思えないようにできているのも事実です。やはり、一度は自分のドラマをつくり、星となって残り、そして忘れられていく、、、すなわち、もっと大きな闇の中に、入っていく、、、そういうプロセスの方がより自然なんです。星とは、現実の星も、わたしはそうしてできるのだとおもうのですが、一応、忘れられない光る意識の存在として、立派に個人を生きた象徴、というこになるでしょうか。太陽、木星、火星のしし座入りは、私達が世界の本当の主人公になって生きてくれることを願っています。