2002年07月17日(水)曇り
台風一過で、もうすこしすっきりと晴れてもらいたのに、はっきりとしない一日でした。雨で延び放題になった畑のトマトやきゅうりをセットしなおし、これできっとたくさん実をつけてくれるでしょう。ハッキリしないのは、天気ばかりでなく、世界経済や日本経済も同様。私は世界の経済のいきずまりは、実は二千年問題にあると思っています。世界中の誰一人として、二千年問題に言及する人は今はいません。あれは何の問題も起こらずに通り過ぎたことになっています。しかし、私はそれはおそらく違うと思っています。今にいたるまでの石油の高止まりや、20ドルをはるかに超えているにもかかわらず、アメリカは石油のリグをなぜひらこうとしないのでしょう。二千年問題でリグが動かないからなのではないでしょうか。二千年の一月の極早い日に、世界中でたった1-2台のリグにしか影響が出なかった、という記事を読んで、ああ、情報が完全管理されていると、私は感じました。二千年問題による石油価格高等の影響がボディブローのように効いてきているのではないでしょうか。もちろん、勝手な私の推測にほかなりませんが。動かないリグが、たった二台であるわけはないのです。また、そうした大したことがなかった発言が、早すぎたので、ああ、本当は起きているんだな、というのが、私の直感でした。もしそのことがわかったら、石油は瞬時にして大暴騰したでしょうから、情報制御もしかたなかったのでしょう。もちろん、私の勘違いの線も大きいのですが、大きなうそは、意外にばれないのかもしれませんね。人類は、意外に大嘘をこれまでつかれているかもしれません。個人に未来を作る能力が本当はあることや、自分が変われば、世界が変わるという秘密や、また、性に関したことでは、おそらくもの凄い大嘘が、この数千年間、まかり通っているような気がします。人は小さなうそをつかれたと知ると非常に憤りますが、大きなうそにはきずかないどころか、ありがたがってその術中にはまります。キリスト教結婚式の、誓いの言葉は、病める時も健やかなる時も、変わらぬ永遠の愛を誓うか、、、、ということですが、それは理想としては素敵ですが、本気でそんなことを誓ったとしたら、人間は偽善の世界に落ちていく意外に道はなくなります。本当なら、弱い人間同士、おそらくは恨み合い、憎しみ合うときがきっと訪れるでしょう、しかし、それでもなを、二人は今ここで、永久の愛を誓うことを選びますか、、、、となれば、そのときの真実として、美しい思い出となり、まずくなった際にも、一度は愛し合ったもの同士としてのいたわりや、思いやりがだせるというものなんです。永遠の愛や、真理、正義の名のもとに、私達は、簡単に縛られてしまい、手ごたえのある人生を失っていきます。では、何が力なのでしょう。事実なんです。事実以外に、力の出所はありません。事実に沿って生きるとき、私達は、もっとも強くいきることができるのです。あなたってドケチ、といわれた人が、そうです、私はドケチです。となれば、困ったことではあるものの、問題は何も生じません。理想に自分の人生を売り渡すことがないよう注意して生きていけば、大きなうそにはまり込む危険もすくなくなるような気がします。