2002年07月12日(金)晴れ
とてもよい天気の一日でした。すっかり夏気分のこの頃。すでに35度とかいう気温が出てるところがあるのですから、また今年も暑い夏になるのでしょうか。木星が来月しし座に入ります。約一年しし座を運行するのですが、このところついてなかったしし座の人にも、ようやく春が訪れる印です。しかも火星、太陽も同時にしし座入りする8月は、すっかり運気が逆転できる気配。新しいチャレンジには幸運が期待できそう。世の中のムードも突然変わる可能性が高いです。もうチマチマした気分にあきて、冒険にチャレンジしたくなる人が多くなり、社会マインドが変わりそう。あまり先の心配ばかりするのではなくて、自分の本分を尽くしたくなる、そんな風潮が出てきます。結局、守りよりも自分の可能性を人は追及していくほうが楽しいし、うまくいく場合が多いんです。いずれ死ぬことになる人間に、将来の安全も、将来の守りも、意味が薄いんですよね。それよりも、自分が自分として生まれてきたことを誇りとし、その可能性を見つめて、努力していく方が、結局人生を楽しむことができるんです。しし座は、人生を楽しむのが上手な星座、そんなムードが急速に出てくることになるでしょう。自分の人生を守り一辺倒に進め、危険を避け、冒険を回避し、損なことを決してせず、得することだけは抜け目がなく、それなりにちゃっかり生きていくと、人間はいずれどうなるかわかりますか。どんどん不満が高まってくるのです。そして、年が行っても、どうしてもこのままでは死にきれないという気持ちがどんどん高くなってくるんです。要するに、損するんです。どんなに大変なことの連続でも、おばあさん、あの時は本当に大変だったよね、、と言える人生のほうが、いつもちゃっかりうまくやってきたね、という人生よりも、ずっと満足度が高いわけですね。結局、その場の感情と、実際の価値とは異なるのが人生なんです。その場の楽な感情によって人生を生きていくと、いずれかならず、その人は追い込まれていきます。不思議なんですよ、楽な感情の選択で生きていくと、追い込まれていくんです。楽な感情と反対の選択をしていかなくてはならないことが人生には幾度かあり、そこを避けて通ると、成長と成熟の機会を私達は失うことになるのです。ですから、苦しんでいる人は、うそではなく、本当にいつだってチャンスなんです。イエスは比喩でもなんでもなく、事実として、苦しんでいるものは幸いである、と言ったんでしょうね。進んでいるからぶつかります。進んでいない人はぶつからず、変革の機会を失います。