2002年04月03日(水)晴れ

きょうは一日よい天気でした。仕事が忙しいのにずっと外仕事をしてしまった。ミスティの今村さん、ごめんなさい。青山さんもごめんなさい。原稿の締め切りオーバーなのに。しかし、外仕事に締め切りはないけど、今年の草のはえ具合は異常。例年なら、田植えの5月上旬の写真を見ると、今よりもずっと草のはえ具合がすくないんですよね。今年はもう草刈をしなくては大変。ヘビちゃんもいっぱいいるので、草刈は重要な田舎でのしごとなんですよ。幸いうちでは、例のワンちゃんがマムシをおいはらってくれるけど、しかし草ぼうぼう状態は危険なんです。このところ外仕事ずいていて、枕木の道から始まって、入り口のまわりに牧場のような柵もこしらえました。今一番の希望は、大工仕事を本格的に覚えたいということですね。さらにガーデニングの技術が備われば言うことナシなんですが。これからはガーデニングが上手な人って、絶対に尊敬されると思いますよ。自分の何かを庭は表現しますから、庭を見れば、大体のその人の大切な部分はわかるものなんです。よく、庭に池を作ったから運が悪くなった、とか、あの木を切ってからよくない、とか言うことを聞きますが、それは池を作ったとか、木を切ったということではなく、それだけ庭がその人の重要なものを映し出していたということなんです。だから、素晴らしい庭が作れる人は、やはり、本当に素晴らしい部分をうそでなく、もっているような、そんな気がします。私がひそかに尊敬している変わった天才おじいさんがいるんですが、その人は、マリーアントワネットが作った庭を見て、大変な人物であり、歴史が伝えるアントワネットは違うことが、庭を見てわかる、といいました。一流の人物にしか作れない庭だというんです。庭も絵も文章も同じといえば同じかもしれませんが、スケールの大きさからいって、庭の創作ほどダイナミックなものはないかもしれません。自分がどんな庭を作ることができるかは、私の人生の目標にすらなるかもしれない、そういうものなんです。こんなことを言ってしまった以上、お前の庭を見せろ、といわれると非常に困るのですが、なんだ、といわれそうなレベルなので。しかし、夢ですね、素晴らしい庭作りは。