2002年02月06日(水)雨
外は雨ですが、真冬の雨というより、春が近ずいてるのを予感させるような雨。一雨ごとに暖かくなるのは、ただもう少し先ですね。きょうはうれしいことがありました。私の携帯における番組で、アイモードの正式コンテンツに、恋のウオッチャーというのがあるのですが、20代の女性における人気調査で、アイモードの全番組中、どうどう5位、占い部門では1位というお知らせが届きました。占い番組の中には、毎月25万人も利用者がいる、恋愛の神様、などのお化け番組があり、それらを差し置いて、私のが一位にくるとは、これは凄いことなんです。実際にやった方の調査なので、一番面白いと評価されたことになるわけです。しかし皮肉なもので、別の会社の他の番組は、人気順位がやや後退した、との報告がありました。また起死回生の秘策を考えなくては。まあ、一喜一憂できないということですね。仕事って、そういうものなんですよね。努力を怠ると、すぐにではなくても、必ず結果に現れます。そういう意味では、本当に公平にできてる部分が大きいのです。雪印はスノーブランドとして、きれいなイメージに長い期間助けられていただけ、厳しいでしょうね。弱ってるものをたたくのは、性分に合わないのですが、今回の雪印の場合は、なぜか同情心がでてきません。わりと冷たく見ているんですよね。会社人間の一番悪い面を見たようで、寂しさがあります。こんないんちき、俺はヤダ、と誰も言えなかったなんて。日本は、実は社会主義国家なのではないかとの指摘をする人が最近多いのですが、本当ですね。もっと、各個人にのびのびやらせるシステムにしなくてはだめでしょうね。b型の私は、日本や日本の企業の社会主義的なものと、これまで個人的に戦ってきたような気がします。答えは見えてるのに、なぜこの会社は動かないのか、こうすればうまくいくのに、なぜこの人は前のやり方に固執するのか、、、、常にわたしはそうやって提案し、そして煙たがられてきたような歴史が、あったんです。つい黙っていられなくなるんです。自分の利益と何の関係もないのに、こうしたほうがいいよ、とでしゃばってしまい、時間とお金まで費やして介入する悪いくせのようなものがあるんです。それはでしゃばりではあるのですが、本当に私には自信があって、こうすれば、こうなるのに、という証明としてもやりたくなってしまうのです。私と同じ出生月日の森田正芳でしたっけ、映画監督ですが、やはり競馬がすきらしいのですが、私も映画監督なら、ああじゃない、こうやって、と、合ってたかもしれません。私の場合は、人生相談という形で、ついおせっかいをやいてしまう仕事になったのかもしれませんね。その昔、電話で何かを質問してきた人が、どういうわけか人生相談のようになってしまって、私は長い間、かなり興奮しながら話していたらしいんです。それをたまたま見た、ルネ先生が、愛ちゃん、人のことでよくそれだけ真剣になれるなあ、と驚かれたことがあります。それが高じると、世の中を変えたい、、的な原動になったりして、今度はルル先生から、大体世の中を変えようとか、変革したいということを言い出すのは、おかしいことなのよ、といわれ、ハッと思うこともありました。確かに人は、自分のことだけを、まず、真剣に考え、行動することなんです。すべてのひとがそうすれば、誰かが何かをしなくても、世の中は変わるんですよね。自分が変えようとか、どうにかしなくては、と思うのは、たしかにおかしなことなんです。まず、あなたが幸せになること、あなたが自分の人生に満足すること、そうすればすべての人がそうなるんです。人は、他の人の幸せに、責任はありません。自分が我慢して、誰かが幸せになってるような気がしても、実際は違うんでしょうね。誰も自分の呼吸を変わってもらえないのですから。その呼吸は、その人が真に味わうことなんです。親と子との関係に磁場が発生しやすい現代では、自分と他人ということが、わからなくなる構造があるような気がします。